Teams オンライン会議で最大 9 人表示されるように
以前の Microsoft Teams のオンライン会議では、画面に表示される参加者のビデオは最大4 人までの表示でしたが、9 人分 (3 x 3) の表示に変更されました。9 人同時に参加者が表示されることで、オンライン会議でより多くの相手を見ながらコミュニケーションができるようになりました。
ビデオの動作
オンライン会議では、「ビデオをオンにしているユーザー」 および 「発言したユーザー」 のビデオが優先して画面表示されます。
優先表示されなかった参加者は、代わりに画面下にプロファイル写真が表示されます。
全員がビデオをオフにしている場合、画面にはプロファイル写真のみが表示されます。
画面共有のビデオ
ビデオが映っている状態でデスクトップ共有やウィンド共有が行われると、ビデオは画面下に表示されます。
画面に表示されるビデオの数は、Teams 画面の大きさにより変わります。
9人表示してみた!
オンライン会議に 「9 人 + 自分」 がビデオをオンした状態は以下のとおりです。
※ビデオ画面に番号を記載していますが、これは分割表示を分かりやすくさせるための数字です。優先表示順序ではありません。
1 画面に縦 3 列 × 横 3 行の計 9 枠に分割されてビデオが表示されました。
参考までに、1 人 ~ 8 人が参加したオンライン会議画面も表示してみました。
・ 1人 |
・ 2人 |
・ 3人 |
・ 4人 |
・ 5人 |
・ 6人 |
・ 7人 | ・ 8人 |
この分割表示数の指定はできません。ビデオを映し出している人数にあわせて、自動的に画面分割されます。
最後に
Teams オンライン会議で 9 人分のビデオが表示されるようになりましたが、それに伴いネットワークのデータ通信量が増える可能性があります。
そのため、9 人分のビデオを表示してオンライン会議を行う際には、安定したネットワーク通信環境でご参加いただくことをお勧めします。
状況によっては、参加者のビデオをオフしてオンライン会議を行うこともご検討ください。
さらに49人に増える計画もあるそうです!
Teams を利用していく上の課題として 「ユーザーに Teams をどのように使ってもらうか」 や 「自社に必要な設定がわからない」 といった点を挙げられる組織も少なくないと思います。この課題を解決するための情報として、Teams が活用できるシーンや活用のするための考え方、そして、活用に繋がる Teams の設定を解説します。
また IT 管理者が Teams の導入や管理で落とし穴になりかねない Teams 運用管理の注意点もあわせて解説します。
CI510-H 管理者のための Microsoft Teams – 活用シナリオ理解と管理手法