Teams : Enter キーでのメッセージ送信を防止
チャットやチームの投稿でうっかりエンターキーを押してしまって、入力途中のメッセージを送信してしまったことはないでしょうか。送信後でもメッセージの修正は可能ですが、誤ったメッセージを送信してしまうことにストレスを感じる方もいらっしゃると思います。
現時点では、「メッセージをエンターキー押下で送信される」動作は、Teams の仕様であり、変更できません。よって、利用者に操作を気を付けてもらうしかありません。
操作の工夫として、メッセージ作成時に [書式] 機能を利用する方法をご紹介します。
[書式 ] を使ってメッセージ作成する
メッセージを作成する前に、メッセージボックスの下にある [書式] をクリックすると、メッセージ入力ボックスが書式フォームに替わります。
この書式フォームでは、以下のことができます。
● 文字の書式変更 (太文字や斜体、ハイライト、フォントサイズ変更など) が行える
● 見出しや箇条書き、URL や表などの機能が利用できる
● 件名や複数行メッセージの入力ができる (件名は必須ではありません)
この書式フォーム内で [Enter] キーを押しても、改行されるだけでメッセージ送信は行われません。メッセージ送信するには、送信ボタンをクリックします。
書式フォームを利用することで、うっかり Enter キーを押してしまいメッセージが送信されてしまうことを防止できます。
長いメッセージを投稿する場合や Teams を使い慣れていない場合などは、意識して書式フォームを利用することで、ストレスなくメッセージ作成や送信ができそうですね。
IT 管理者向け Teams コースの一般開催を開始しました。
Teams を利用していく上の課題として 「ユーザーに Teams をどのように使ってもらうか」 や 「自社に必要な設定がわからない」 といった点を挙げられる組織も少なくないと思います。この課題を解決するための情報として、Teams が活用できるシーンや活用のするための考え方、そして、活用に繋がる Teams の設定を解説します。
また IT 管理者が Teams の導入や管理で落とし穴になりかねない Teams 運用管理の注意点もあわせて解説します。
CI510-H 管理者のための Microsoft Teams – 活用シナリオ理解と管理手法